秋田市での災害ボランティア活動について

2023年7月27日(木)~28日(金)


2023年7月に発生した、秋田県での記録的大雨で被災された皆様へお見舞い申し上げます。


今回発生した記録的大雨の被害をうけ、秋田市社会福祉協議会で災害ボランティアセンターを立ち上げました。

県外からも募集しているとの事です。

上記の情報を得た代表(私)が、災害ボランティアへ参加して来たのでご報告致します。


期間は7月27日(木)~28日(金)の二日間。場所は災害ボランティアセンター(以下、ボラセン)が開設されている秋田市社会福祉協議会(秋田市八橋)です。

27日早朝に仙台を出発。受付が始まる9時半に間に合うように秋田市を目指しました。

平日なので、高速道路はスイスイ。秋田市内で渋滞に巻き込まれましたが(理由は後で)、無事ボラセンに到着。

事前に登録を済ませておいたので、受付は名前を書くだけでした。


活動は5~6名で1グループを作り、ニーズのある場所へ自分たちの車等を利用して向かいます。

午前と午後に分かれていましたが、一つの活動場所で午前中に終わらない場合は午後通して活動OKとの事。

今回の活動で、私は延べ4か所で活動を行いました。

活動の内容は詳しく書けませんが、床上浸水や床下浸水が多かったため、家具や畳の搬出が多かったです。床下の泥出しは、基本的にボラセンで断っている様でした。

他のボランティアさんに聞いたところ上記搬出の他に、床掃除、ガラス拭き、子どものおもちゃ清掃、とかもあったようです。


今回困ったのは、まさかの「移動」でした。

秋田市は新幹線等の線路が南北に伸びており、(ざっくり言うと)秋田市を東西に分けています。又、大小多数の河川が多い作りです。

そのため、「線路を超える道路」と「橋」が移動の要になる訳ですが、ニュース等でご存じの通り「秋田中央道」という線路を超える(市内の大動脈的な)トンネルが通行止めになっている事により、秋田市内で多数の渋滞が発生していました。

今回、ボラセンがあるのが秋田市の西側、活動現場は秋田市の東側となっています。つまり、移動が多くなるわけですが上記の通りですのでとにかく時間がかかりました。

よって、活動時間が減ってしまい、思うようなが活動が出来ませんでした。

仕方のない事ではあるんですが、なかなか難しい活動となりました。


無事二日間の活動を終え、仙台に向けて出発しましたが、ボラセンから秋田中央ICまで一時間以上かかったのは内緒です。(笑)


二日間、微力ながら無事お手伝いする事が出来ました。

現時点で災害状況が把握しきれてないようですが、私の感覚ではこれから相当な時間が掛かると感じました。

機会があれば、再度訪問して活動して来ようと思います。

ボラセンの皆さん、今後もご対応の程、よろしくお願いいたします。


これから秋田に災害ボランティアとして活動に行く予定がある方へお知らせです。

以下の3点について準備しておくと良いと思います。

1・暑さ対策

運よく好天に恵まれ、二日間とも滝のような汗が流れました。水分・塩分・着替え・スキンケア等の準備をお勧めします。

2・事前登録

今回はグーグルフォーム機能で事前登録が出来ました。事前登録がしてあれば、現地で書類を書く必要がありませんので事前登録をお勧めします。

3・高速道路無料措置

事前に登録しておけば、高速道路が往復無料になります。事前登録をお勧めします。


※以下の写真は、一日の活動終わりに撮ったものです。